全般
頭痛を治したくて、いきなり「歯医者さんに行こう」と思う人はいないでしょう?脳神経外科・内科などで検査をしたけれど「異常なし」と言われ、頭痛外来などで治療したけれど改善しなくて、初めて「かみ合わせかも?」となるのでしょう。 そんな時、「あなたの頭痛はかみ合わせ治療をしたら、治りますよ」とか「あなたの場合はかみ合わせ治療をしても治りません」とお伝え出来たら一番良いのですが、現在の歯科医学ではそこまで解りません。“歯のかみ合わせが悪いかどうか?”は解りますが、“頭痛の原因がかみ合わせの悪さからきているかどうか?”までは解らないということです。かみ合わせの治療をして、頭痛が治ることもありますが、その時は、原因が歯のかみ合わせの悪さだったということであり、いくら、医科で検査をしても「異常なし」、治療を受けても改善しないはずですね。あきらめるなら、「歯のかみ合わせを疑ってほしい」と私は思います。
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「中顔面の発育障害の改善」を目的とした治療を研鑽・実践する仲間が集まり始まったもので、定期的にセミナー・勉強会などもしています。歯科医療従事者が多いですが、それに限定するものではありません。歯科医療以外の情報の提供・共有の場としてもご活用頂けます。
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「自院のスタッフが結婚・転居するので、最寄りで就職先を探しています」
「息子が歯医者になったのですが、良い勤務先をご紹介頂けませんか?」
「昔あったアレ、どこでも売ってないのですが、どなたかお持ちではありませんか?」
ちなみに、この3つは実際にあったものです。
当院で行っている「子供の歯のかみ合わせ育成」は「顎機能矯正」とも言われ、簡単に言うと「顎の矯正」と思って頂けるとよいでしょう。つまり、顎の発育不足の認められるお子様をちゃんとした顎に成長させてあげましょうというものです。それを目的とするならば、受け口の場合は3~4歳頃から、受け口以外の場合は6~7歳頃から治療をスタートするのが良いです。理由の詳細などはカウンセリングで説明させて頂いております。
実際、非常によく聞くご質問です。
当院では「受け口」の場合、お子様の協力が得られるならば、3歳頃からでも治療していきます。確かに、様子を見ていて、大人の前歯に生え変わる頃に自然に受け口が治ることもありますが、それは1割に満たないというデータもあります。受け口が自然な成長の状態だとは考えません。ならば、少しでも早い段階で自然な状態に戻してあげたいと考えます。
歯1本1本のサイズが極端に大きくなければ、大丈夫です。ちなみに当院では、そのような方を600名以上治療してきました(2018.2月現在)。
他の歯医者さんで「無理」と言われた方も少なくありませんが、指示通りに治療を頑張ってくれたら大丈夫です。
長い間、かみ合わせの治療をしていると「歯を抜いて矯正をした後に、調子が悪くなってきた」と訴えて来られる患者さんを診ることが少なくありません。時には、矯正歯科の先生から矯正治療終了後のかみ合わせ治療を依頼されることもあります。つまり、歯並びをきれいにしたら、すべて調子が良くなると安易に考えるのは間違いです。しかし、その患者さんの状態によっては、歯並びをきれいにしたければ、歯を抜かないと仕方がない場合があるのも事実です。ご相談のように歯を抜いてでも歯並びをきれいにしたいのならば、矯正治療終了後にかみ合わせの治療が必要になることもあるというのは覚えておかれるべきでしょう。できれば、歯を抜かずに歯並びをきれいにしたいものですね。